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2009年7月11日 (土)

基礎学力を問う プロローグ

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6月末に「基礎学力を問うー21世紀日本の教育への展望」が出版された。

執筆者は教育学分野では著名(すぎる)人たち(金子元久、佐藤学、恒吉僚子、苅谷剛彦、小川正人、市川伸一、秋田喜代美)ということで発売と同時に購入した。

ただ、この本、内容がかなり濃い。デューイほど凝縮されているわけではないが、執筆者の背景も含めて言葉を一つひとつ咀嚼しつつ自分のものにしていかなければならない。

そういう意味で、一冊丸ごと感想をブログ化することはもったいないので、章毎にしていく。

プロローグは金子元久が執筆している。

「基礎学力を問う」ということで、これまでの日本の論議において「学力パニック」が生じたことから、社会的にもかなり長期的な学力の見通しを持つべき事が述べられている。

その通り、一定の到来する未来社会を見据えた学力観が必要だ。個人的には長期的にみると、やはり「多文化共生社会」であろうかと思われる。教科だけ、とか学校だけ、とか、生き残り策だけ、というような学力観は危険である。20年後40年後を見通した学力観が求められるのが今の時代だし、それを教育者のみが見ているのではなく、保護者と一緒に見ていくことが必要だと思う。

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