「心」と「国策」の内幕
久しぶりだが、現在レ・ミゼラブルを読解中につき(現在3巻目)、他の本が読めなくなっているのだが6月に講演会を開く関係で読書の寄り道です。
斎藤貴男氏を6月に呼んで講演会を行うため、何冊が読んでいるが、教育系の評論を含めた最近のものを読もうとこの本を選択した。
かなり事実関係がよくまとめられている。斎藤氏の意見は途中ではチラチラと垣間見せるが、基本的に聴きとったり、調査した結果を並べていく。しかし、これまでの斎藤氏の本を読んだことがあれば、言いたいことはよくわかる。そして自分なりに批判的に読むことを強いられる。計算されたものなのか、偶然なのかはよくわからない。
一つひとつの事例に、賛成・反対の二元論で読み解くのではなく、自分なりに根拠をもちながら意見を構成していくことのできる「考える読書」ができる本だ。

